「雨が続いて洗濯物が乾かない」「部屋干しの臭いが気になる」「明日着る服が乾いていない」——梅雨や秋雨の時期は、洗濯物が乾かず困りますよね。外に干せないと、乾燥に時間がかかり、生乾き臭も発生しやすくなります。
本記事では、雨の日でも洗濯物を早く乾かす裏ワザを8つご紹介します。家にあるものや、安価に手に入るグッズで実践できる方法ばかりです。これで雨の日の洗濯も怖くありません。
裏ワザ1:サーキュレーターで空気を循環させる
洗濯物を早く乾かす最も効果的な方法は、サーキュレーターで風を当てることです。扇風機でも代用できますが、サーキュレーターの方が風が遠くまで届き、効率的です。価格も3,000円程度から購入でき、一度買えば何年も使えます。
サーキュレーターは、洗濯物の下から斜め上に向けて風を送ります。下から風を当てることで、湿った空気が上に押し上げられ、乾燥が早まります。扇風機を使う場合も、同じく下から当てると効果的です。
首振り機能を使えば、複数の洗濯物に均等に風が当たります。ただし、風が強すぎると洗濯物が落ちることがあるため、中程度の風量に設定しましょう。
裏ワザ2:除湿機で湿度を下げる
除湿機は、室内の湿度を下げることで、洗濯物の乾燥を促進します。サーキュレーターと併用すると、さらに効果が高まります。梅雨時期は、除湿機があるだけで生活の質が大きく変わります。
コンプレッサー式の除湿機は、電気代が安く、除湿力も強いです。デシカント式は軽量でコンパクトですが、電気代が高めです。使用頻度が高いなら、コンプレッサー式がおすすめです。
除湿機は洗濯物の真下に置き、サーキュレーターと組み合わせます。除湿機で湿度を下げ、サーキュレーターで空気を循環させることで、驚くほど早く乾きます。半日で乾くこともあります。
裏ワザ3:浴室乾燥機を最大限活用
浴室乾燥機がある家庭は、積極的に活用しましょう。浴室は元々換気性能が高く、乾燥機能も強力です。ただし、浴室にカビが生えていると、洗濯物に臭いが移るため、事前に掃除が必要です。
効率を上げるには、洗濯物の間隔を空けて干すことです。ギュウギュウに詰めると、空気が通らず乾きません。また、浴室の扉は閉めて、乾燥機能を使います。扉を開けると、湿気が他の部屋に流れて効率が落ちます。
裏ワザ4:アイロンで部分的に乾かす
急いで乾かしたい服があるなら、アイロンが有効です。特に、ワイシャツやブラウスなど、薄手の衣類は、アイロンで水分を飛ばしながらシワも伸ばせて一石二鳥です。
まず、脱水後の湿った状態でアイロンをかけます。あて布をして、中温でゆっくりとアイロンを動かします。蒸気が出るため、換気しながら行いましょう。30分程度で、ほぼ乾きます。
裏ワザ5:ドライヤーで緊急乾燥
どうしても今すぐ乾かしたい服があるなら、ドライヤーを使います。ただし、長時間使うと電気代がかかり、生地も傷むため、緊急時のみの方法です。
ドライヤーは、服の内側から温風を当てると効率的です。Tシャツなら裏返して、襟や袖口から風を入れます。15〜20分程度で乾きますが、一箇所に長時間当てると焦げるため、動かしながら使います。
裏ワザ6:新聞紙で水分を吸収
昔ながらの方法ですが、新聞紙は優れた吸湿材です。洗濯物の下に新聞紙を敷く、または丸めた新聞紙を洗濯物の間に挟むことで、水分を吸収してくれます。
特に、靴を早く乾かすのに効果的です。靴の中に丸めた新聞紙を詰めると、半日で乾きます。ただし、インクが移る可能性があるため、白い服には使わない方が無難です。
裏ワザ7:ハンガーの工夫で乾燥効率アップ
針金ハンガーを伸ばして、襟を広げるようにすると、空気が通りやすくなります。また、パーカーやズボンなど厚手のものは、ハンガーを2本使って立体的に干すと、内側まで早く乾きます。
ピンチハンガーで干す際は、「アーチ干し」が効果的です。外側に長いもの、内側に短いものを配置することで、空気の流れが良くなり、全体が早く乾きます。
裏ワザ8:エアコンの除湿機能を使う
エアコンの除湿機能も、洗濯物乾燥に使えます。除湿モードで運転し、洗濯物の近くに風が当たるようにします。サーキュレーターと併用すると、さらに効果的です。
冬場は、暖房をつけながら洗濯物を干すと、部屋も暖まり、洗濯物も乾くため一石二鳥です。ただし、加湿しすぎると結露の原因になるため、換気も忘れずに行いましょう。
洗濯の工夫で乾きやすくする
洗濯の段階から、乾きやすくする工夫ができます。脱水時間を長めに設定することで、水分が減り、乾燥時間が短縮されます。ただし、デリケートな衣類には適さないため、注意が必要です。
柔軟剤を使うと、繊維がふんわりして乾きやすくなります。また、静電気も防げるため、ホコリもつきにくくなります。ただし、タオルには使わない方が吸水性が保たれます。
洗濯物を裏返して干すのも効果的です。ポケットの中や縫い目など、乾きにくい部分が外側になり、早く乾きます。色あせ防止にもなります。
洗濯機の機能を最大活用——意外と知らない便利機能
最近の洗濯機には、部屋干しに便利な機能が搭載されています。「部屋干しモード」「乾燥モード」「温風機能」など、機種によって様々です。取扱説明書を読み直して、使える機能を確認しましょう。
脱水時間を延長できる機種なら、通常より1〜2分長く脱水することで、水分が減り、乾燥時間が短縮されます。ただし、デリケートな衣類には強すぎるため、衣類に合わせて調整します。
温水洗濯機能があれば、活用しましょう。温水で洗うことで、汚れ落ちが良くなるだけでなく、洗濯物が温まるため、干した時に乾きやすくなります。ただし、色落ちしやすい衣類には使えません。
槽乾燥機能を洗濯後に使えば、洗濯槽の湿気も取れて一石二鳥です。洗濯槽が乾燥していると、次回の洗濯物も臭いにくくなります。
干し方の工夫——プロの技を家庭で
クリーニング店では、どのように洗濯物を早く乾かしているのでしょうか。プロの技を家庭でも実践できます。まず、洗濯物を干す前に、パンパンと叩いてシワを伸ばします。シワがあると乾きにくいだけでなく、乾いた後もシワが残ります。
ズボンやスカートは、裏返して筒状に干します。ピンチハンガーで、筒の中に空気が通るようにすることで、内側も早く乾きます。ジーンズなど厚手のものには特に効果的です。
Tシャツやポロシャツは、ハンガーに干す際、襟を下にして逆さに干す方法もあります。水分が下に落ちるため、早く乾きます。ただし、型崩れしやすいニット類には向きません。
バスタオルは、半分に折るのではなく、ずらして干します。重なる部分を少なくすることで、両面に風が当たり、乾燥時間が半分になります。
生乾き臭を防ぐコツ——早く乾かすだけでは不十分
雨の日の部屋干しで最も気になるのが、生乾き臭です。いくら早く乾かしても、臭いがついてしまっては意味がありません。生乾き臭を防ぐには、洗濯から乾燥まで、一貫した対策が必要です。
洗濯が終わったら、すぐに干すことが最も重要です。洗濯機の中に1時間以上放置すると、すでに雑菌が繁殖し始めます。特に夏場は、30分以内に干すことを心がけましょう。タイマー機能を使って、洗濯が終わる時刻に在宅できるよう調整します。
部屋干し用洗剤を使うのも効果的です。抗菌・防臭成分が配合されており、雑菌の繁殖を抑えます。アリエールの「部屋干し」やアタックの「抗菌EX」などが人気です。通常の洗剤より少し高価ですが、臭い対策には投資する価値があります。
酸素系漂白剤を併用すると、さらに効果が高まります。洗剤と一緒に酸素系漂白剤を入れることで、除菌・消臭効果が向上します。週に1回は漂白剤を使った洗濯をすることで、蓄積した雑菌を一掃できます。
まとめ——雨の日でも快適な洗濯ライフ
雨の日の洗濯も、工夫次第で早く乾かせます。サーキュレーター、除湿機、浴室乾燥機などを活用すれば、外干しと変わらない仕上がりになります。最初は道具への投資が必要ですが、一度揃えれば何年も使えます。
梅雨や秋雨の時期でも、これらの裏ワザを使えば、洗濯物が溜まることなく、快適に過ごせます。生乾き臭ともおさらばして、いつでも清潔な衣類を着られる生活を実現しましょう。


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